富士山写真家 市野道弘

1937年静岡県駿東郡村久根出身（1937/01/01 – 2019/10/28）。被写体は富士山。威厳ある雄大さと、美しく四季を纏うその姿、古来より何人の心の拠り所となり続ける存在にひかれ、リバーサルフィルムを用いて写真を撮り続けた。

「誰も見たことがない富士山」を生涯に亘り探し続け、富士山が見せる一瞬の表情をとらえた写真で、NHK富士山写真コンクール準特選、入選、河口湖美術館 富士山大賞などを受賞した。

略歴

・1937年〈昭和12年〉1月1日 静岡県駿東郡泉村久根 生まれ

・1943年〈昭和18年〉国民小学校入学

・1947年〈昭和22年〉新制中学校に制度変更

・1949年〈昭和24年〉中学校入学

・1952年〈昭和27年〉静岡県立沼津工業高等学校 入学

・1964年〈昭和39年〉日本のカメラ技術に感銘を受け、独学で写真撮影活動をはじめる。

・1980年〈昭和55年〉御殿場神山に新居を構える。

ハッセルブラッドとリバーサルフィルムを用いて、

富士山を被写体とした撮影活動をはじめる。

－主な受賞歴－
NHK 富士山写真コンクール
御殿場市富士山コンテスト
河口湖美術館 富士山大賞
富士河口湖町 観光写真コンテスト
小山町 富士山写真コンテスト
（特選・準特選・入選など）

・2019年〈平成31年〉10月28日 他界